公開日 2017年1月31日
くすのきしげのり講演会が行われました
1月28日(土)14時より、総合科学部2号館地域連携プラザ「常三島けやきホール」にて、児童文学作家・くすのきしげのり氏の講演会を開催しました。この講演会は総合科学部設置30周年記念として総合科学部と共催で行ったものです。
くすのき氏は「一人一人が、みんなたいせつ〜作品に託す願い〜」と題して、日常生活の中で揺れ動く子ども一人一人の心を見つめ、想像したり、共感したりする力が大切であると語りました。講演は作品の朗読や解説をはさみながら行われ、代表作『おこだでませんように』では「私たちは、“わかっているつもりで、実はわかっていないことがある”ということを、わかっていなければいけない」と訴えました。絵本の読み解き方やかくれたエピソードなど作家ならではの話に、県内外から参加した約100人は熱心に耳を傾けました。
鳴門市立図書館の協力により、ロビーでは氏の作品約70冊を展示。書籍の販売と合わせ、講演終了後にはサイン会も行われました。
講演会が終わって帰られる皆さんの、「心が洗われたような、すがすがしい講演だった」「2時間があっという間だった」という笑顔が印象的でした。
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